2025年 05月 08日
難が無ければ無難な人生、難が有れば…
今年、大阪万博が開催されていますが、55年前の万博のシンボル『太陽の塔』をデザインした芸術家・岡本太郎はこう言います。
『私は人生の岐路に立った時、いつも困難なほうを選んできた』
『人間にとって成功とは一体なんだろうか。結局のところ自分の夢に向かって自分がどれだけ挑んだか、努力したかどうか、ではないだろうか。』
困難な道を選んで挑戦することは結果はどうあれ後悔のない人生を歩めるのではないでしょうか。楽な道を選ぶことも決して駄目だとは思いません。時と場合によっては、楽な道を選ぶことが必要なこともあります。ただ、楽な道を選びつづけると結果的には苦難の道になってしまうような気もします。選択の余地がない困難もありますが、選択のできる困難に直面した時に自分自身が問われます。
生きるということは日々、選択の連続です。すべて困難な道を選択すべきだとは思いませんが、人生には必ずターニングポイントとなるような決断を迫られる時があるはずです。そんな時は岡本太郎の姿勢を思い出したいものです。
2025年5月 合掌
by opentemple
| 2025-05-08 09:25
| 今月の掲示板・ご挨拶


